【真アジの三枚おろし】刺身用の簡単なさばき方!初心者でも失敗しないコツ
真アジは、日本の食卓で親しまれている魚のひとつ。特に刺身でいただくと、その新鮮な味わいを楽しめます。でも、「自分で三枚おろしなんてできるかな?」と不安に思う方も多いはず。
この記事では、初心者でも失敗しにくい真アジの三枚おろしのやり方を、わかりやすく解説します!また、簡単におろせるコツや注意点もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 三枚おろしに必要な道具と準備
まずは、必要な道具を揃えましょう。
必要な道具
- 包丁(よく切れる三徳包丁や出刃包丁がおすすめ)
- まな板(滑りにくいもの)
- ボウル(内臓やウロコを入れるため)
- キッチンペーパー(魚の表面の水分を拭く)
- ウロコ取り(または包丁の背)
事前準備
- 魚を冷蔵庫から出し、10分ほど室温に戻します。冷えすぎた状態だと捌きにくくなるためです。
- 魚の体を軽く水洗いして汚れやヌメリを落としておきます。
2. 真アジの三枚おろしの手順
1. 頭を切り落とす
- 胸びれの後ろあたりに包丁を入れ、斜めに切り進めて頭を落とします。
2. 内臓を取り除く
- お腹側に浅く切れ目を入れ、内臓を包丁や手で取り出します。
- 内臓を取ったあとは、流水で軽く洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
3. ウロコを取る
- 真アジのウロコは包丁の背を使って、尾から頭に向かって軽く擦るようにして取り除きます。ただし、刺身用に皮を剥ぐ場合はウロコを取らずに作業を進めてもOKです。
4. 背中側の身を切り離す
- お腹側と背中側に切れ目を入れます。背骨に沿って包丁を滑らせるようにしながら、身を一枚ずつ剥がしていきます。
5. 腹骨を取り除く
- 身に残った腹骨を包丁で削ぎ取るように切り落とします。
6. 反対側も同様に処理する
- 先ほどと同じ手順で、もう一方の身を剥がします。
3. 初心者が押さえておきたいポイント
1. 胆嚢を傷つけない
魚の内臓には「胆嚢(たんのう)」という苦味成分を含む臓器があります。傷つけてしまうと苦味が身に移る可能性があるため、慎重に内臓を取り出しましょう。
2. 包丁は丁寧に使う
力を入れすぎると身が崩れる原因に。包丁を骨に沿わせるイメージで優しく動かすのがコツです。
3. 作業は冷静に!
初心者のうちは手順を間違えたり、時間がかかってしまうこともあります。失敗しても慌てずに取り組みましょう!
4. 簡単な大名おろしの方法
大名おろしとは、三枚おろしを簡略化した方法。時短を重視したいときや、初心者にぴったりです。
大名おろしの手順
- 背中側に包丁を入れ、一気に身を切り取ります。
- 同じ手順で反対側の身も切り取ります。
この方法だと骨に身が少し残ることもありますが、料理でアラ煮などに使うと無駄なく楽しめます。
5. 三枚おろしを使ったおすすめ料理
真アジを捌いたら、以下のような料理で美味しく楽しめます。
- 刺身:新鮮な真アジをそのまま刺身に!ポン酢や生姜醤油で。
- アジフライ:定番の人気メニュー。パン粉をつけてサクッと揚げれば家族にも喜ばれます。
- なめろう:刻んだ真アジを味噌と薬味で和えた漁師料理。
【まとめ】
真アジの三枚おろしは、慣れれば誰でも簡単にできるようになります。今回ご紹介した手順やコツを参考に、ぜひ挑戦してみてください。おろした魚を使った料理で、食卓をさらに彩りましょう!
「自分で捌けると、魚をもっと身近に感じられるはずです。楽しんで調理してみてくださいね!」