顔合わせ食事会の進行の流れとマナー完全ガイド
婚約をしたら、両家の親睦を深めるために「顔合わせ食事会」を開くのが一般的です。結納よりもカジュアルなスタイルで行われることが多いですが、マナーや進行にはしっかりとした準備が必要です。
ここでは、顔合わせ食事会の進行の流れや基本的なマナーについて詳しく解説します。
1. 顔合わせ食事会の目的とは?
顔合わせ食事会は、両家の親同士が初めて正式に会う場です。主な目的は以下の3つです。
✅ 両家の親睦を深める
✅ 結婚に関する認識を共有する
✅ 今後の結婚準備について話し合う
カジュアルな食事会とはいえ、結婚という大きな節目の場ですので、礼儀や気遣いを大切にしましょう。
2. 顔合わせ食事会の一般的な流れ
① 会場に到着・着席(開始10~15分前)
両家ともに遅刻しないよう、開始時間の10分前には到着しておくのが理想的です。
💡 ポイント
・席順は新郎新婦が真ん中に座り、それぞれの親が向かい合う形が一般的
・主催側(新郎新婦)が両親の誘導をする
② 開会の挨拶(食事開始前)
食事を始める前に、簡単な挨拶を行います。
💡 例(新郎 or 新婦から)
「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
これから家族としてお付き合いが始まりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
③ 自己紹介(両家の親)
お互いに軽く自己紹介をしましょう。
💡 ポイント
・名前、住んでいる場所、仕事、趣味など簡単に話す
・堅苦しくなりすぎず、和やかな雰囲気を大切にする
④ 結婚の報告と今後の予定の共有
このタイミングで新郎新婦から、改めて結婚の報告をします。
💡 話し合う内容の例
✅ 結婚式の時期や場所(具体的な日程が決まっていれば共有)
✅ 今後のスケジュール(入籍日、新生活の準備など)
✅ 結納の有無(食事会のみか、結納を行うか)
⑤ 食事を楽しむ(歓談タイム)
ここからはリラックスして食事を楽しみましょう。会話が弾むよう、趣味や旅行の話題などを振るとよいでしょう。
💡 NG話題に注意!
❌ 政治・宗教の話題
❌ 過去の恋愛話
❌ 収入や資産に関する話題
⑥ 記念撮影(食事の後半)
せっかくの機会なので、両家で記念写真を撮っておくのもオススメです。
⑦ 締めの挨拶・解散
最後に、新郎新婦からお礼の挨拶をしましょう。
💡 例(新郎 or 新婦から)
「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
これから両家のご縁を大切にしていきたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
会計は新郎新婦側が済ませるのが一般的ですが、両家で相談して決めてもOKです。
3. 顔合わせ食事会の基本マナー
✔ 服装マナー
格式ばったものではなく、上品で清潔感のある服装を選びましょう。
👨💼 男性:スーツまたはジャケット+スラックス
👩💼 女性:ワンピースやきれいめのブラウス+スカート
✔ お店選びのポイント
・和やかな雰囲気の個室のあるレストランが理想的
・和食やフレンチ、料亭など落ち着いた雰囲気の場所が人気
・大人数で話しやすい席配置ができるか確認
✔ 会計マナー
会計のタイミングは、事前に新郎新婦が済ませておくとスムーズです。
両家で折半にする場合も、事前に相談しておくとよいでしょう。
✔ 手土産の用意
必須ではありませんが、手土産を持参すると好印象です。
✅ おすすめの手土産
・和菓子や焼き菓子
・地元の特産品
・日持ちするもの(クッキーやお茶など)
💡 注意点
・高価すぎるものはNG(3000円〜5000円程度が目安)
・「割れるもの」(ガラス製品など)は避ける
まとめ
顔合わせ食事会は、両家が初めて正式に顔を合わせる大切な場です。スムーズに進めるために、進行の流れやマナーを事前に押さえておくことが重要です。
✔ 顔合わせ食事会の基本ポイント
✅ 会の流れを事前に決めておく(進行表を作っておくと◎)
✅ NG話題を避け、楽しい雰囲気を作る
✅ 手土産の用意や会計の方法も事前に相談
適度にフォーマルさを保ちつつ、和やかな雰囲気で両家の親睦を深めましょう!